diary

無意識の集合体、居住空間

2021.9.30.thu

無意識の集合体、居住空間

自分で気づいていない癖って、皆さんありますよね。

気づかない癖を意識するのはすごく難しいことです。

世界で一番見えないものは「自分」と言いますし。



その気づいていない癖みたいなものって、言い換えると「無意識」という言葉にも置き換えられると思います。

無意識も「意識の癖」みたいなもので、気づくことってなかなかハードだと思うんですよ。



なんせ「無意識」というくらいです。

「無」なんです、意識が。

ノー意識。



でもそんな自分の「無意識」を、いつも見れる場所があるって気づきました。

どこだと思います?






「居住空間」です。






タイトルにある通り、です。

自分が暮らしている空間に、自分の無意識は詰まっている。

その上「見える化」されている。


当たり前のことっちゃー当たり前のことなんですけど、私は自宅のリビングを見てそれに気づいたんです。

齢36にして笑(これが遅いのか普通なのか?まあ他の人と比較することじゃ無いのかな?)






さて、自分の家は、自分の無意識が見える化された空間。

言ってみれば自分の意識の癖がめちゃくちゃ反映されている場所。



そう思うと、


自分の家が、

自分の部屋が、

リビングが、

お風呂が、

寝室が、



なんだか面白く見えてきませんか?

ちょっと恥ずかしいような、隠したいような、でも見せたいような。

そんな気分になってきませんか?



自分の部屋、改めて見てみるとどう見えるでしょう。

「うわマジか」って思う人。

「結構いいセンス」と称賛したくなる人。

様々いらっしゃることと思います。

自分の癖がダダ漏れている場所を改めて観察するなんて・・・ちょっと変態チックですね笑






実はこの記事の写真、昨日とある工事が終わったばかりの我が家のリビングです。

私たち夫婦の癖が詰まったリビングですね。

癖を晒してしまいました・・・笑


工事した箇所はテレビ。

業者さんにお願いして壁掛けにしてもらいました。(4万円弱で工事してくれます)



「なんで壁掛けにしたっけ?」とふと夫に尋ねると、

「さあ、なんでだっけ?」と夫。



よーし、壁掛けにするぞ!

・・・といった熱い決意もなく、ただなんとなくずっとやってみたかったから壁に掛けました。

そんなもんです。



そんな「なんとな〜く」な、リビングのアップデート。

まさに「無意識」でやったことでした。






・・・・・・・・・が!!!






いざ、リビングの床に座ってみると、

その納得感なのかしっくり感なのかが、自分の体の中に充満しました。


すごく気持ちがいいのです!

気持ちのいい力の抜け方を、体がするんです。



具体的に言うと、


・テレビの位置が少し上がり、床座りの見え方がちょうどいい位置になりました(前回は低かった)

・同時にダイニングテーブル(椅子)からの見え方もちょうどいい位置に

・壁に掛かったことで空間が広くなりました

・なんだかテレビが以前より大きく見えます(これは気持ちの問題?)


と言った感じで、今まで「なんか首がこる」「なんか疲れる」と無意識で思っていたことが一気に解消されたようでした。










と、ここで最初の話に戻りますが、

「無意識」が持っている感覚というのは、私たちが思っている以上に生活の様々な部分に反映されているんだな〜と思ったのです。



「無意識」とか「癖」ってなかなか気づきにくい。

私は自分じゃ気づけないと思っていました。


でも、それが「見える化」されている場所がある。

それもすぐ身近に。目の前に。



なら、その場所を改めてじっくり観察してみたらどうだろう。

それはそれは面白いんじゃないか。

無意識や直感に任せて何か変えてみたら、感動するような現象が起きるのではないか。



そんな風に思ったのでした。






最後に、このリビングの写真を見て何か感じたことはありますか?

私は、


「物が少ないな」

「しかもなんか均等に並んでいるな」と感じました。


つまりそれって・・・






「潔癖なんだな〜〜〜住んでる人」ってことですよね笑






自分じゃ気づかないけども。

なんなら気づきたくは無いけども。


潔癖だったんですね、私って。(しっくり感)